SigurRosとの出会いは突然の出来事であった。

FUJI ROCK FESTIVAL'05 3rd day.

エゴラッピン

Night Food

Night Food

上原ひろみ

アナザー・マインド

アナザー・マインド

ブンブン。

Full of Elevating Pleasures

Full of Elevating Pleasures

と来て。

ディラウズド・イン・ザ・コーマトリアム

ディラウズド・イン・ザ・コーマトリアム


The Mars Volta - Deloused In the Comatorium

超お目当て的なThe Mars Voltaてきて最前列が偶然取れてこれ以上ない音楽性への衝撃を受けたあとであった。

本当ならNew Orderを見に行くところだったのだがたまたま最前列ゲットしてしまったためにもったいない感が生まれてしまったのである。

次はSigurRos。聞いたことのない音楽だった。存在は知っていた。兄貴の部屋でたまたまSigurRosのCDが置いてあるのを見たことがあるだけだった。

()

()


Sigur R!)s - ( )

兄貴のことだからクールな打ち込み系ナチュラルな感じの音楽だと思っていたのだが違った。

フジロックの土産話というか自慢してやろう!と最終日のトリにSigurRosを選んでしまったのだ。こんな安易で選んだ最終日ホワイトステージでのトリ。

ブンブンサテライツでの豪雨の中での激しいビートに続いて。マーズボルタの神々しい演奏で雨が上がり。シガーロスのときには苗場の幻想的な会場で星が見えていた。

開演。

白い布の向こうからの光で彼らが映し出される。その演奏はまるで天使の音楽。優しくて、でも激しくて、落ち着くけど、最高にエモーショナルでスピリチュアル。見たことのないギターをチェロかなんかの弓で弾きながらファルセットで歌う異国人。懐かしいメロディにも感じられるエレピかなんかの音。落ち着いた音楽にあふれるフィードバック。壮大な情景が目の中に広がるようなそんな感覚。客はみんなピクリとも動かずその音の波にただ揺られていた。

そんな体験を10000人近くの人と共にした。

この偶然な出会いよりら音楽性は更にかわって行きました。

シガーロスの音楽を色でたとえると絶対に「白」

ホワイトデーということで。